提携先クリニック様について
まず、今回提携致しますべスリクリニック様について紹介いたします。
東京都神田にあるこちらのクリニックは「働く人の根本的なメンタルケア」を提唱し
心、脳、体のトータルで治療を行っている場所です。
メンタルクリニックと自らを位置付けるのではなく
ベスリクリニックは、カラダ作りにはトレーニングジムがあるように、
メンタル作りの「ジム」クリニックとして治療に取り組まれています。
ベスリクリニックでは、治療に取り組むための「体」、その症状を作り出した「心」に対しての治療を平行して行いながら、「脳」が作り出した症状に対し治療を行っていきます。(詳しくはこちら)
この「心」、「体」、「脳」の状態を見ながら、それぞれにどう対応していくか、このことを基本的な治療の考え方としているため、カウンセリング以外にさまざまなアプローチをとっていることが多くのメンタルクリニックとは違う大きな特徴だと言えます。
行われるボディワークレッスンについて
COHPLUSとして参画するレッスンはフェルデンクライスメソッド®︎とPRI®︎の二つの運動療法を基軸としたレッスンです。
パーソナルレッスンとグループレッスンの両方が行われる予定です。
医師との相談のもと受けるレッスンなので、今の自分にとってベストなタイミングが測れることもポイントのひとつです。
社会で生きていくことへのステップを踏む中で、クリニックとCOHPLUSは「卒業」を見据えた過程をご提案します。
自分にとって何が合っているのかよく分からなかったり
自ら情報を取りに行く余裕がなかったり
改善したい症状により根本的なアプローチを望む場合に
ボディワークレッスンを選択のひとつに入れていただけるようご提案します。
メンタルとボディーの相関性
なぜ、メンタルの不調を整えていくために体からのアプローチが有効なのか?
そこには科学で説明できる理由があります。
クリニックの理事長を勤める田中伸明医師は神経内科が専門であり、
「なぜ?その症状が起こるのか」を解明するプロフェッショナルです。
例えば一例として、体を動かすために私たちは骨格筋を使います。
いわゆる筋肉が収縮する刺激を受けると、その繊維(細胞)から作動物質(マイオカイン)が分泌されます。
マイオカインの分泌により脳が刺激され神経の成長・分化、シナプスの可塑性に関連するシグナルを活性化することができると言われています。*1
可塑性とは”発達段階の神経系が環境に応じて最適の処理システムを作り上げるために、よく使われるニューロンの回路の処理効率を高め、使われない回路の効率を下げるという現象”のことであり”発達期の脳において顕著にこの性質が観察される”「ある科学論文の誕生」より
*1 日本循環器学会学術特集「脳由来神経栄養因子(BDNF)は骨格筋機能制御および運動能力に重要な役割を果たしている」絹川真太郎 より引用
この作動物質が人体に与える影響はまだまだ研究対象ではありますが、
アルツハイマー病の予防、鬱の改善、がんの増殖抑制などの効果が知られています。*2
*2 日本医事新報社に記載された回答 沖田孝一 (北翔大学大学院生涯スポーツ学研究科教授)より引用
このように、他にも多くの事例や研究がなされる中で、精神と体の機能に関係性があるのは明白です。
そこへ着目して、ボディワークも治療の一環として選択されるような取り組みをしていきたいと考えています。
詳細について
クリニックを介したレッスンの詳細については、受診前に私までご一報いただけるとコミュニケーションがスムーズな場合がございます。
もしよろしければCOHPLUSのHPよりお問い合わせください。
最後に
激動の2020年末、こんなブログを書きました。

今年私はやっていたい野望が大きく三つあって。
- COHPLUSを「オープン/クローズド」な場所にする
- 医療機関とのタイアップ
- 農家×コンディショニングの体系化
それぞれへの想いは、もしお時間許せばブログをご覧いただけたら嬉しいのですが・・
今回はその目標のひとつ、医療機関とのタイアップが実現します!というご報告ができて嬉しいです。
繰り返しになりますが、詳細が必要な方は一度私にご連絡いただけたら。
必要な方へ届くように、気持ちをこめて。